メンズスーツの購入ガイド：初心者向けの完全マニュアル

「オンラインでスーツを買いたいけれど、サイズ選びが不安…」と感じていませんか？
実は、上着の寸法を正しく計測すれば、自宅にいながらでも自分にぴったりフィットするスーツを見つけることができます。ここでは、計測のポイントや注意点を初心者でもわかりやすいように解説します。ぜひ参考にして、納得のいく一着を手に入れてください。

Step 1：まずは自分のサイズを知ろう

スーツを選ぶうえで、いちばん大切なのは「自分の寸法を正確に把握する」こと。

• すでに持っているジャケットがあれば、それを基準にしてもOK
• 新しく購入する場合も、身体のサイズを知っておくと失敗しにくい

一度測っておくだけで、今後のスーツ選びがぐっとスムーズになります。

Step 2：上着の寸法を計測する5つのポイント

①　バスト（胸囲）

• ジャケットを平らな場所に広げ、ボタンを留めた状態で計測
• 両袖の付け根（脇部分）を横一直線に結んだ長さを2倍にした数値
• 胸が大きい方や筋肉質な方は、この寸法をしっかりチェックしておきましょう

②　ウエスト（胴囲）

• ジャケットを平らな場所に広げ、ボタンを留めた状態でしわを伸ばして計測
• ウエストのいちばん細い部分を横一直線に結んだ長さを2倍にした数値
• ウエスト寸法が合えば、胸囲や肩幅もおおむねマッチする場合が多いです

③　袖丈

• ジャケットをハンガーにかけ、袖口中心から肩の付け根までを直線で計測
• 動きやすさや見た目のバランスに大きく影響する重要なポイント

④　着丈

• 襟の付け根（後ろ中心）のカラークロス下部分から裾までを直線で計測
• スリムスーツとレギュラースーツでは着丈が異なる場合が多いので要注意

⑤　肩巾

• ジャケットをハンガーにかけ、肩の端から反対側の端までを直線で測る
• ハンガーの厚みによって微妙な差が出るため、できるだけジャケットに合ったハンガーを使用すると◎

Step 3：ボタンの留め方にも気をつけて

寸法を測るときは、ボタンホールの中央（“ハト目”の中心）にボタンを合わせた状態にするのがおすすめです。こうすると、ブランドの型紙に近い数値になり、より正確なサイズを確認できます。